この人に聞く~我那覇真子氏「外国勢力による日本の危機!」

日本再発見・周年篇 第36弾 令和7年7月20日放送

番組の趣旨

皆さんは魯迅の『阿Q正伝』という本を知っていますか。60代以降の方なら、学校の国語の教科書にも取り上げられていたので、聞いたことはあると思います。「阿」というのは「~ちゃん」と言う意味で、「Qei」という人物が、どんな境遇に落ちぶれても生き延びていくという物語です。

中国人は「自分が住んだところが中国だ」と思っており、言ってみれば誰も中国共産党に忠誠心など持っていません。一番大事なのは家族なのです。次いで親族、そしてせいぜい何省出身という同郷の人たちでしょう。

かつて、陸軍士官学校を卒業し、若くして軍籍を離れ、戦前から戦後に活躍された長野朗氏は「支那人の古来の発展は民族的である。国家などには頓着無く支那民族が発展していく。血縁相引き、同郷相求め、村をなし、街をなす。その統治者の如何は問うところではない。従って支那民族の発展は極めて平和的であるが、極めて深刻である」と言っていました。これは、ひとたび支那人に取り込まれると取り返しがつかないと言っているのです。

続けて「支那人はアメリカ人の如く資本侵略でもなく、ロシア人の如く征服略奪でもない。土着的である。その土地に土着して農を営み、商工を営み、村をなし、県をなし、省をなす。彼らには武力の背景も国家の背景も必要ではない。丸く巻いた布団を担ぎ、徒手空拳にして、如何なる気候の下にも、熱帯にも乾地にも湿地にも出かけるし、如何なる業務も厭わず孜々としてやるし、如何なる政治の下にも平気である」と言っています。これが、『阿Q正伝』に出てくる阿Qの生き様そのものなのです。これが、彼ら中国人の本質なのです。武力で攻め込んでくる方がまだ分かり易いのですが、笑顔でやって来るのです。

また、長野氏は「支那人は戦いに勝っても負けて発展する。勝てば相手の男子を国内に分散居住させて同化(シナ化)し、女子の所に移り住んでこれを同化する。負ければ入って来た他民族を多数で同化し、相手の本国に移住してこれを居住地化する。すなわち負けて勝つのである」とも言っています。ですから、中国人とはそういう人たちであるということを頭に入れておかないと、地元の住民との軋轢を生んでいくのです。

日本の国土が買われている、と言われて久しくなります。全国的にそうなのですが、特に北海道が酷い状態です。改正出入国管理法が施行され、単純労働者の受け入れも可能になりました。いくら単純労働と言っても日本で生活して結婚もし、子供も生まれます。人ひとりの人生を国と地方自治体が面倒を見るということです。また、5年の期間が過ぎたら帰ってもらうと言っても、「はい」と言って帰るわけがありません。欧州で起こっている移民の現実がそのことをよく示しています。

そこで、今回は特別番組として、世界中で起こっている移民問題を現地で取材し続けるジャーナリストの我那覇真子氏をゲストに迎え、「この人に聞く~外国勢力による日本の危機」と題して、世界における移民問題の実体、ならびに、北海道の実態を中心に報告を伺い、我が国に土着侵攻、移民化が押し寄せる中、日本は如何に対応すべきか意見を伺いながら、日本化、アイデンティティ化の重要性について、視聴者の皆様と考えてみたいと思います。

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