生放送「実は江戸時代が最先端!?~今の日本にSDGsは必要でしょうか?」

次回の放送は令和8年8月30日 10:00からです

番組の趣旨

今、私たちのまわりには『SDGs』という言葉があふれています。学校でも、企業でも、行政でも、あたかもそれが現代の絶対的な正解であるかのように語られ、私たちは海外から提示されたそのスローガンを一生懸命に追いかけています。

けれど、ここで少しだけ、立ち止まって考えてみてほしいのです。

私たちが真に目指すべき「豊かな社会」や「優しい未来」とは、本当に外国から与えられた新しい横文字言葉や最新の技術によってしか手に入らないものなのでしょうか。

実は、私たち日本人の足元には、西洋から「持続可能」という目標を提示されるはるか以前から、自然を敬い、貧しい者を温かく包み込み、見事な循環と共生を成り立たせていた「和の知恵」が存在していました。

飛鳥の時代に芽生えた福祉と合意形成の思想。かつて100万人規模でありながら高度な循環型都市と世界が驚く高度な教育と文化を誰もが享受する社会を築いていた奇跡の時代。身分や損得を超えて命や暮らしを支え合った、地域コミュニティのしなやかな結びつき。そこには、ただのスローガンではなく、日本人が生き方として日常で実践してきた、本物の共生システムがあったのです。

しかし今、私たちは「先進的で正しい」とされる政策や、際限のない利便性の追求と引き換えに、何か決定的なものを見失ってはいないでしょうか。

効率や権利の名のもとに解体されていく温かい人間関係。テクノロジーの波に呑み込まれ、生身の温もりや地域との関わりが薄れていく違和感。そして、「環境」や「安全」という美しい言葉の影で、じわじわと侵食されていく私たちの豊かな国土と、先人から受け継いだ大切な基盤。「誰も取り残さない」という響きの良い言葉の裏側で、私たちが本当に守るべき絆や日本の自律的な強さが、いま静かに失われようとしているのかもしれません。

このシリーズでは、海外からの借り物のルールを無批判に受け入れる思考停止を一度やめ、私たちの歴史の奥深くに眠る「和の知恵」を再発見していく探求の旅です。

私たちが本当に守るべきものとは、一体何なのか。

古代から受け継がれた精神性、循環の美学、高度な職人技、そして共助の仕組み。それら先人たちの圧倒的な知恵と現代が抱える影の部分を対照させたとき、そこにはどのような驚きの事実と、未来へのヒントが浮かび上がってくるのでしょうか。

過去をただ懐かしむためではありません。これから私たちが、どのような顔をして子どもたちに未来を手渡していくべきなのか。みなさんと一緒に、じっくりと問い直していきたいと思います。

「私たちが探し求めていた答えは、すでに歴史の中にあったのではないか」足元の歴史と誇りを取り戻し、真の持続可能な未来について、視聴者の皆様と一緒に考えてみたいと思います。

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